その運用自体が重大なリスクー
決裁後の申請書、内容を変更できていませんか?

Create!Webフロー マーケティングチーム
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    「申請書の承認や決裁が完了したあと、ファイルを開けば内容を編集できてしまう」
    このような状態が、特に大きな問題だと意識されることなく運用されている職場は少なくありません。

    例えば、ExcelやWordで作成した申請書をメールや共有フォルダーで回覧している場合、決裁が完了したあとでもファイルを開けば内容を変更できてしまうことがあります。

    決裁完了後に内容変更ができてしまうことが、なぜ大きな問題につながるのかについて解説します。

    この記事のポイント

    • 決裁後の申請書が編集できてしまう状態は、悪意の有無にかかわらず、決裁内容の証跡が残らない構造的なリスクをはらんでいます
    • 「悪意がないから問題ない」という認識のままでは、決裁内容の根拠が不明確になり、監査や内部統制上のリスクにつながります
    • 決裁時点の内容と承認履歴を変更できない形で記録し、あとから説明できる状態を仕組みとして整えることが重要です

    承認業務の運用・管理に不安を感じている方は、お問い合わせページからご相談いただけます。

    決裁後の申請書が変更できてしまう

    実際の現場では、次のような状態が見られます。

    • 決裁後の申請書がExcelやWordのまま保存されている
    • 編集権限が広く設定されており、誰でも内容を変更できる
    • 修正履歴や変更履歴が残っていない
    • どのファイルが「最新版」なのかが分からなくなる
    • 決裁時点の内容を正確に再現できない

    このような場合、形式上は決裁が完了していても、客観的には何が決裁されたのかが確認しづらくなります。

    なぜ、決裁後の申請書が変更できる状態が問題として認識されにくいのか

    決裁後に内容を変更できてしまう状態であっても、強い問題意識が持たれない職場も少なくありません。その背景には、次のような考え方があります。

    • 意図的に改ざんする人はいない
    • 社内のメンバー同士なので信用している
    • 軽微な修正はよくある
    • 過去に大きなトラブルが起きていない

    つまり、「悪意がないため重大な問題には発展しない」という考え方です。

    しかし、問題は意図的な改ざんだけではありません。誤字の修正や表現の微調整といった、誰もが「軽微な作業」と感じるような編集であっても、その変更が記録されなければ、決裁時点の内容が何であったかを後から証明することはできなくなります。
    つまり、重要なのは不正が起きるかどうかではなく、仕組みとして申請書が適切に管理されているかどうかという点です。

    本当の問題は決裁内容を証跡として残せていないこと

    実際の業務では、誤字の修正や表現の微調整といった理由で文書が編集されることもあります。

    しかし、その履歴が残らない場合、いつ・誰が・どの内容を承認して決裁したのかが分からなくなるリスクがあります。

    こうした証跡が残らない状態が続くと、次のような影響が現れます。

    • 決裁内容の根拠を説明しづらくなる
    • 監査や確認の際に、資料の信頼性が下がる
    • 過去の判断の振り返りができなくなる
    • 管理や統制の負担が増える

    特に、内部監査や外部監査の場面では、「いつ・誰が・どの内容を承認したか」を客観的な記録として示すことが求められます。証跡のない申請書は、たとえ実態として適切に運用されていたとしても、審査の場でその正当性を説明する手段がなくなってしまいます。

    意思決定の根拠が不明確になると、監査や内部統制の観点でも問題となり、企業としての信頼性にも影響しかねません。一つひとつは小さな問題であっても、積み重なることで、組織としての判断の根拠を説明しづらい状態にしてしまいます。

    決裁内容を証跡として残す重要性

    決裁は、その場で承認が得られれば終わり、というものではありません。

    • どの内容が
    • 誰によって
    • いつ承認されたのか

    を、あとから確認・説明できることが重要です。

    つまり、決裁された内容と承認の経緯を、変更できない形で記録として残しておく必要があります。特に、監査や社内の確認の際にも、承認の履歴や流れを適切に説明できるかどうかが重要視されます。

    こうした要件を現場の運用ルールだけで満たすには限界があります。「決裁後はファイルを編集しない」というルールを設けても、技術的に編集できる状態である以上、その遵守を担保する手段がありません。決裁時点の内容を確実に固定し、承認履歴を自動で記録するためには、仕組みとしてそれを実現できるワークフローシステムの導入が有効です。

    Create!Webフローが申請書改ざんリスクを解決できる理由

    Create!Webフローは、決裁された内容と承認の経緯を証跡として残し、「あとから説明できる状態」を仕組みとして実現できるワークフローシステムです。申請から承認・決裁までの流れはシステム上に履歴として記録されるため、申請書ごとに、誰がいつ、どのような経路で承認したのかを確認できます。

    また、Create!Webフローでは、決裁が完了した申請書をPDFとして自動保存します。このPDFは、決裁時点の申請内容が記録され、証跡として残ります。

    決裁後に申請書の内容を書き換えることはできません。変更が必要な場合は再申請が必要となります。

    従って、

    • 決裁時点の内容をあとから正確に確認できる
    • 承認者や承認日時、承認経路を履歴として追える
    • 監査や確認の際に判断の根拠を説明できる

    といった状態を仕組みとして実現できます。

    Create!Webフローは、こうした決裁内容の固定や履歴管理機能を、標準で備えています。

    まとめ

    決裁後の申請書が、あとから編集できる状態のまま運用されているケースは、決して珍しいものではありません。

    重要なのは、「どの内容が決裁されたのか」をあとから客観的に確認できる状態になっているかどうかです。

    決裁時点の内容や承認の経緯を証跡として残せない場合、監査や社内確認の際に意思決定の根拠を説明しづらくなる可能性があります。

    こうした問題は、現場の運用ルールだけで対策するには限界があります。

    Create!Webフローは、申請書の内容や承認履歴をシステム上に記録し、決裁時点の内容を証跡として残す仕組みを提供するワークフローシステムです。

    申請書の改ざんリスクや承認履歴の管理に課題を感じている場合は、まずはお気軽にお問い合わせください。

    現在の運用課題に合わせて具体的な活用方法をご案内します。

    執筆者

    Create!Webフロー マーケティングチーム

    業務可視化・DX・稟議電子化・内部統制を中心に、導入現場の観察と実績に基づく実務ノウハウを発信しています。1,000社を超える導入から得られた知見をもとに、総務・情報システム部門・マネジメント層に役立つ情報をわかりやすくお届けしています。
    Create!Webフローは経済産業省「スマートSMEサポーター」に認定され、ITreviewワークフロー部門でLeaderを受賞。当コラムでは、一次情報と社内編集基準に基づき公開し、必要に応じて専門確認を実施しています。

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